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さっき火事だとさわぎましたのは虹でございました。
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ko2.jpgだいぶ前の話だが、夕方のニュース番組で
高速道路のジャンクションの風景を
ものすごく愛する人々の特集をやっていた。
ちょっとやや不思議なヒトたちテイスト、
でも確かに面白いですね〜、さ、次のニュースに…
みたいな感情がいわゆる「正解」の雰囲気であったのだが、
なんか私もあの病気かもしれない…、に似た
不安とも安堵ともつかない気持ちになった。

ko3.jpg改めて思い返せば、
私のお気に入りの風景のうち、二つにJCTが存在する。
1つは大阪環状線の池田線分岐、
その先の合流がある川沿いの風景。
もう1つは久御山ジャンクションから
ずっと広がる広大な畑の風景。
言われてみれば、そこにはどちらもJCTが存在する。
私自身がいわゆる”JCT萌え”だったとは…。
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そういえば"工場萌え"という言葉を初めて聞いたとき、
やっぱりそういうヒトいるんだ!と思ったのを思い出した。

ko1.jpg本当に幼いころ、工業地帯を通るととってもどきどきした。
他に何もない暗闇で、こうこうとともる明かり、
無数にのびるパイプ、”キケン”とか
”立ち入り禁止”とか”毒物”とかの表示。
「あそこは、いつ死ぬともわからないキケンの中で
だれかがだれかのためにものすごい頑張っている場所」
と思っていた。それは物語の様な、
とても昔のできごとで、だから今、私たちは
平和に生きているんだとさえ思っていたから、
「え?ようけ働いてはるで?」という母の言葉に
いつ招集がかかるのか、私もあそこで
働けと言われたらどうしようと
恐ろしく不安な気持ちになりながら、
その、なにかとてつもないことが行われている
ドキドキ感と、闇に浮かぶ広大な光の渦を
息をのみながら目に焼き付けようとしたことを
今でもけっこうはっきりと覚えている。
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ko5.jpg休日の夕方、時間ができたのでふと思いつき、
初の"工場萌え"を敢行した。
オトナになるといろんなことが見えて、
あれほどの動揺はないけれど、
恐ろしく、けれど不思議でとっても美しい。
強くて儚げで、こわいけど、
やっぱりずっと見ていたい、それは今でもかわらない。




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